繁忙期の草刈

5月に入り、繁忙期になりました。杏の摘果、林檎の摘果、ぶどうの新梢管理など時間のかかる作業が続きます。そして、春は草も伸びるのが早いので、ほぼ毎週のように草刈機出動になります。本当は一度にまとめて刈ってしまいたいのですが、全部の圃場を一人で刈ると丸々1日では足りないので、作業の合間に草刈機出動させます。

今年は、ラジコン草刈機を導入しました。常用タイプに比べて刈幅が狭いので、作業時間が若干長くなりがちですが、これはこれでなかなか使い勝手良いと感じました。よかった点、悪かった点は以下の点。

メリット

  • 軽トラへの搭載が楽
  • 乗らないので、体力的に楽
  • かなりの傾斜が刈れる
  • 小回りが効くので狭いところもいける
  • 車高が低いので、株周りが得意
  • 枝に首を引っ掛ける心配がない

デメリット

  • 刈幅が常用タイプより狭いので広いところは時間がかかる
  • 危険を感じないので油断してると危険なところを走らせている
  • 燃料の補充頻度がちょっと多い

今の所、かなりタフな使い方をしてますが、頑張ってくれています。
一番はやっぱり安全なことですね。時間の短縮にはなりませんが、体力が残るので他のことが十分できるのが嬉しいです。最近は5月だというのに真夏の暑さですから、無理は禁物。体力温存して子供と遊んだ方がよっぽどいいですね。

ラジコン草刈機

今日はJAながのが主催の農機の展示会を見に行きました。
お目当ては草刈機。果樹園の草刈りといえば、乗用タイプのものが主流だと思います。
どうしても広い面積を管理しようと思えば、短時間で多くの面積を刈れるものが好まれます。
現在でもなんだかんだで草刈りに丸一日費やしていますが、2週間に一度となれば、なかなか時間を使う作業です。今の所、草刈り等の農機はオペレーターが一人(自分!)なので、危険の少ない方法で草刈りをできる方法があれば他の方にもお任せしたいのです。

ということで、今回のお目当てはラジコン草刈機です。今回実機を見ることができたのは4社でした。安全性や操作性など各社仕様を工夫されていますが、どちらもバッテリーとモーターとエンジンのハイブリッド駆動というのが主流のようです。

値段帯としては、乗用タイプのものと比べて同じくらいの印象ですが、時間あたりの作業面積は乗用のものに軍配が上がります。

共立さんやヤンマーさんのものはホームページなどで仕様が出ていますし、利用されている方もいらっしゃると思うのでなんとなく想像通りでしたが、写真の一番手前、麻場さんとエムケー精工さんのものはなかなか面白かったです。機動力を売りにしていて、早歩きくらいの速度で走行可能なので、感覚としてはRCカーに近いかもしれません。プロポもシンプル操作でわかりやすいというところも嬉しいです。走行はモーターですが、エンジンはガソリンエンジンで混合ガソリンでないというところもいいです。(混合作るのめんどくさい)
今の所長野県内のみで販売してみようという感じらしいですが、自分の利用方法に限って言えばかなりアリな機種です。
がんばれ県内企業!